細かい部分だけど大切にしたいこと

土木広報

全国1億2千万人の土木ユーザーの皆さんこんにちは。
広告業界出身の土木偏愛者、土木広報プロデューサーのおがしんです。

土木広報にもいろいろありますが、そのひとつに「現場見学会」的なことを開催することも多いのではないでしょうか?
あえて「的」としたのは、イベントタイトルとして「○○大橋・現場見学会」というようなタイトルにはしないでね、という思いです。
タイトルの付け方なんかに関しても追々ブログに書いていきたいと思いますので、是非参考にしてみてください。

今回は、市民向けイベントなんかを実施した際に、持って帰ってもらうものについてです。
一番持って帰ってもらいたいものは「体験と思い出」だと思いますが、それを補完する、あるいは、増幅させるために有効なノベルティについてです。

ノベルティって何?

広告業界では日常的に使っているワードですが、一般的に平たく言うと「景品・粗品」です。
例えば、ガソリンスタンドで給油すると箱ティッシュもらったりしますよね。アレです。
来店したりサービスを利用したりしたお客様に、もれなく全員に渡すものを総付けノベルティとか言ったりします。
実はこれ、景品表示法という法律で規制されています。
取引価格の最大20%もしくは200円が上限などの決まり事がきちんとあります。
あくまでも「取引」が発生しうる事象が前提になっているため、そうでない土木広報のイベントは対象外になる可能性大です、
このあたりは条件や禁止事項などが複雑ですが、消費者庁のwebサイトで確認できますし、万全を期する場合は、都度、消費者庁に確認することをオススメします。

ちょっとしたことにも想いを込めてみる

土木広報イベントなどを実施した際に、参加者に対して何かしらのお土産を準備することになりました。
さて、あなたなら何を準備しますか?
選定基準はそのときどきで違っていてもOK!
ただし、あまりなにも考えずに決めるのだけは避けたいですね。自分も楽しみながら選びましょう。その方が想いが伝わりやすくなります。
例えば、会社の周年などでよく見かけるのが、名入れされたボールペン。
営業さんが大量にバックに忍ばせて訪問先で配りまくる。
ただなんとなくそこには想いを感じないんですよね。ボールペンが悪いってことではないのですが、「とりあえずボールペンでも作っておくか」みたいに感じてしまう。
せっかくコストかけてつくるわけですし、もらった人に喜んで欲しいので、そこはやっぱり何かしらの想いを込めたいですよね。

いろいろな選び方

では、どんなことを考えながら選定するのがよいでしょうか?
わたし流ですが、いくつかのポイントを挙げてみますね。

1.イベントとの関連性を重視する

2.思い出して欲しいことをカタチにする

3.参加者の属性に合わせた実用性を重視する

4.参加者がSNSにアップしたくなるようなもの

5.オリジナリティがあるかどうか

おおよそ、こんな視点です。

都市高速さんからいただいた黄パトのチョロQ

この黄パトのチョロQ、可愛くないですか~?
いい歳したオッサンの私でも「わ、カワイイ」って思って、FacebookやTwitterにアップしました(笑)

上記に挙げた5つの視点ですが、全部を満たすことは難しいので、5つのうち3つくらいは満たすようにできればOKです。
この黄パトのチョロQで言えば、少なくとも1、4、5は該当しています。
使い方が不明なのですが、もし「子ども向けの黄パト乗車体験イベント」の参加者ノベルティだとしたら、2と3も該当しますよね。

こんなものを参加者ノベルティにしたことも

以前、親子で参加できる土木広報イベントを開催した際に、コンクリートを使ったワークショップをやりました。
そのワークショップでつくったものをそのままお土産にしたところ、なかなか好評だった。

速乾セメントを使って、コンクリートで遊ぶワークショップです。
で、ここで作ってそのままお土産にしたのがこちら。

ミニモアイ像。
なかなかいいでしょ?(笑)
子ども達はもちろんのこと、保護者の方が面白がって、スマホで写真撮りまくってくれました。

アイデア次第でいろいろ楽しい工夫ができるのはノベルティのいいことろ。
せっかくですから、楽しい体験や思い出と一緒に、想いがこもったノベルティをお渡ししたいですよね。

「知っている」から「やってみる」にシフトしよう!
やってダメなら、また変えればいいんだから。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは皆さん、本日もご安全にー!

◎記事を書いた人
小川慎太郎(通称:おがしん)/土木広報プロデューサー

『全国1億2千万人の土木ユーザーに届く広報を』

広告業界出身の土木偏愛者。好きが高じて日本初の「土木広報専門会社」を設立。
広告・イベント業界25年の経験とノウハウで、土木の価値と魅力を伝えるお手伝いをしています。(WEBサイト構築、SNS運用、動画配信、デザイン、イベント企画、映像制作など)

防災士/公益社団法人 土木学会会員/一般社団法人ツタワルドボク理事/土木の魅力を発信するwebマガジン「ツタドボpress365」編集長/エクスマレプリカンズ/エクスマ塾100期/47都道府県でゴルフすることが夢/芥屋ゴルフ倶楽部/保護猫ちゃん2匹/温泉ソムリエ/最後の晩餐はメロン希望/一般社団法人日本オンラインフィットネス協会理事

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