復興支援 やり方はいろいろあっていい

Golf

全国1億2千万人の土木ユーザーの皆さんこんにちは。
広告業界出身の土木偏愛者、土木広報プロデューサーのおがしんです。

トリプル台風という稀に見る天候となりましたが、皆さん被害などはなかったですか?
災害時の「自分は大丈夫」という意識は命取りになります。日頃の準備、早めの避難が大切です。

ついに東京オリンピックが閉会しました。
いろいろあった(騒いだ人たちが一部にいた)けど、開催されてほんとによかったと思います。
スケボーやサーフィンなどの新しい競技にも興奮したし、選手達の奮闘ぶりを目の当たりにすると、元気をもらえますね。
8月8日、山の日に閉会式がありましたが、ちょうどその日に、私は熊本県人吉市にいました。
昨年の豪雨災害で球磨川が氾濫し甚大な被害をうけ、1年経った今もなお復興途中の人吉市。
そんな人吉市で、復興支援チャリティコンペを開催しました。
このチャリティコンペは、実は5年前の熊本震災をきっかけに、「なにか僕らでもできることがないか?」と仲間で考えて始まったのがきっかけで、今年で6回目になります。
例年は、熊本市や阿蘇などで震災の復興イベントとして開催していましたが、今年は昨年の豪雨災害をうけて、人吉市で開催したわけです。

タイトルの「がまだせ」というのは、熊本の方言で「がんばれ」とう意味合いです。
みんなで前向いて頑張ろう!僕たちにできることはやっていこう!という気持ちでつけたタイトル。
もう6回目なのかぁと、1回目のことを思い出したり。。。

冒頭の写真のように、全国から約30名の有志が集まってくれました。
毎年この時期に開催するのですが、新しい参加者も増えながら、多いときは50名を超える時もありました。(今年はコロナの影響もあって少なめ)
皆さんゴルフが好きってこともありますが、考えに賛同してくれているので遠いところからもわざわざ参加してくれます。
このチャリティで出会った人とも仲良くなって、その後のお付き合いも続いていたり、あるいは予期せぬところで仕事につながったり。
いろんなカタチで「関係性をつくる場」としても機能していて、それはそれで嬉しい限り。
当初は、「災害で苦しんでいるのにゴルフコンペとかやって不謹慎じゃないか?」という想いも若干ありました。
でも、仲間と話し合ったり、現地の方に相談すると反応は全く逆で、「是非遊びにきて、たくさん楽しんでください。少しでも活気が欲しい。」と。。。
自分たちも楽しめて、少しだけど地元の経済や気分にも貢献できるならということで、開催することになったんですね。
実際に参加者からも地元の方からも好評で、やってよかったなーと思います。
地元でたくさんお土産買ったり、もちろん宿泊やゴルフ、飲食などして楽しみながら少しでも貢献できる。
そして楽しかったと感じた参加者が翌年新しい参加者を連れてきてくれる。
こんな嬉しいことはありません。

今年は縁あって、熊本の銘菓、老舗の「お菓子の香梅」さんが主旨に賛同していただき、素敵な協賛をいただきました。
さらに副社長がゴルフ大好きということもあってチャリティコンペにも参加してくれました!

この写真は、陣太鼓が入った氷柱です。
氷を溶かして中に入っている陣太鼓をゲットできるのですが、普段は子どもたちがワイワイ遊ぶもの。
それをいい歳した大人たちがはしゃぐはしゃぐ(笑)

それと、人吉の球磨川、川辺川流域には、「球磨焼酎」の酒蔵さんがたくさんあるのですが、そのひとつ「繊月酒造」さんも協賛いただいて、球磨焼酎を協賛いただきました。

繊月酒造さんって、僕が大好きな「川辺」を造っている会社です。

繊月酒造さんの公式ページ ネット通販もあるのでよかったらお試しあれ。

写真は社長の堤さん。
自身の会社も水害で大変だったけど、なんとか復旧して、精力的に飛び回っていらっしゃいます。

ご協賛いただいたおふたりにもお話伺ったのですが、とても喜んでいただいた様子だったので、開催してよかったーと改めて思った次第。

そして、福岡から今回初参加いただいた方からも協賛いただきました。
皆さん「クリア豚骨 豚そば月や」ってご存じですか?
私のFacebookなんかにも度々登場します。これ。

豚骨ラーメンなのに透明のスープ。想像できます?
一度食べてみてください。良い意味で期待を裏切られますよ。
茂木さん、ありがとうございました!

チャリティとか応援するとかって、その人それぞれでいろんなやり方があっていいのだと思います。
最も大切なことは、「寄り添う」という気持ちであって、その表現方法はみんなそれぞれ。
僕たちは「みんなで楽しむ」ということをプラスして、被災地を少しでも応援できればというやり方にした。
被災した方たちに「笑顔」が生まれることが大切だと思うから。

今年もたくさんのチャリティと笑顔が生まれた「がまだせオープン」。
無事に終わって、私の夏も折り返しです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは皆さん、本日もご安全にー!

◎記事を書いた人
小川慎太郎(通称:おがしん)/土木広報プロデューサー

『全国1億2千万人の土木ユーザーに届く広報を』

経済学部出身の土木偏愛者。好きが高じて日本初の「土木広報専門会社」を設立。
広告・イベント業界25年の経験とノウハウで、土木の価値と魅力を伝えるお手伝いをしています。(WEBサイト構築、SNS運用、デザイン、イベント企画、映像制作など)

防災士/公益社団法人 土木学会会員/一般社団法人ツタワルドボク理事/土木の魅力を発信するwebマガジン「ツタドボpress365」編集長/エクスマ塾100期/47都道府県でゴルフすることが夢/芥屋ゴルフ倶楽部/保護猫ちゃん2匹/温泉ソムリエ/最後の晩餐はメロン希望/一般社団法人日本オンラインフィットネス協会理事

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