若者と○○○でつながろう

SNS マーケティング 土木広報

若者がいる場所に出かけよう

皆さんこんにちは。 土木広報(後方)支援プロデューサーのおがしんです。

コロナ禍の前までは、労働市場は完全な売り手市場でした。
これは土木業界に限らず、ほとんどの業界がそうだった。
しかし、コロナ禍で経済活動がダメージを受け、企業の業績にも影響が出たため、業種によっては新卒採用を見送るなんて話も聞きます。
私の地元福岡においてもJR九州が2022年度採用を中止したというニュースが流れたほどです。

しかしながら、私がいろいろとお話を聞いている範囲では、土木業界においては採用を見送るどころか、慢性的な「人材不足」に悩まされているところが多いようです。特に、若い人の入職者がなかなか増えないというお話は良く耳にします。
また、とある大学の工学部(土木系学科)の先生にお話を伺った際に、「せっかく土木の学科を卒業するのに、土木の会社に就職しない学生がそれなりの人数いるんですよねー」とおっしゃってました。当然、仕事を選ぶのは本人の自由なので、それに対して意見するつもりなんて毛頭ございません。
が、しかし、ですよ。
せっかく土木系学科で学んだ学生が、土木業界以外に行ってしまうのって、土木業界視点で考えると、とてもとても残念ですし、もったいないと思いませんか?

学生さんの理由は人それぞれあるみたいですが、「業界のことがよくわからない」「具体的にどんな仕事かピンとこない」「イメージがいまいち...」などが多いとのことでした。
うーん、やっぱり、もっともっと企業としても業界全体としても発信していかないといけないよなーと考えさせられました。
今回のような場合だと、情報を届けたい相手は学生さん。
その学生さんと交流して情報を届けられる場って、どこがありますかね?
大学のキャンパス?大学教授経由で研究室?合同企業説明会?
確かにそのようなリアルな場所での発信、交流もとても大切ですよね。

ひとつ、大切な場所、お忘れではありませんか?
勘のいい方ならおわかりですよね。
そう、SNSの場です。
SNSは所謂プラットフォーム。まさに「場所」です。
この場所に出向いていかない手はないと思うわけです。
だって、ほとんどの若者が使っているわけですから。しかも、肌身離さず四六時中アクセスしている。
そんな絶好の場所にこちらから入っていって、積極に発信していくことは、とても重要だと思うのです。
SNSでいろんな楽しい情報やためになる情報を積極的に発信していく。学生達がどんな発信をしているのか注目してみる。その中で緩やかな関係性をつくっていく。
SNSは、今日始めて来週どうにかなるっていうようなものではありませんが、地道にコツコツと継続していると、ジワジワ成果が出始めます。
「バズる」なんていうことは狙う必要ありません。狙ったところでバズることもありませんから^-^;
「楽しく」「コツコツ」「長期的に」やっていくことが大切です。
会社のこと、仕事のこと、働いている人のこと、地域のこと、ボランティア活動のこと、ありのままの姿を情報として若者に届けましょう。
土木業界でSNSを使いこなしているところはまだまだ少ないです。というか、ほとんどないんじゃないかなぁ。
他がやっていないということは、逆にチャンスですよ。

それともうひとつ、採用に関してのSNSの活用法があります。
それは、エントリーしてくる学生さん(中途採用の方も)のSNSをチェックして、採用において参考にすることです。
もちろん、採用決定にはその企業さんなりの条件や判断基準があると思いますが、応募者のSNSの活用状況をみてみるというのもアリです。
どれくらい使っているのか?どんなことを投稿しているのか?などをチェックしてみると、面接時とは違う側面も垣間見ることができるかもしれません。また、SNSを積極的にやっているというだけでも、社交的でコミュニケーションが好きという見方もできますよね。

土木業界の皆様、是非、SNSをフル活用してみてはいかがでしょうか?

それでは皆さん、本日もご安全にー!

プロフィール

◎記事を書いた人
小川慎太郎(通称:おがしん)/土木広報(後方)支援プロデューサー

文系出身の土木好き。広告・イベント業界25年の経験とノウハウで、土木の価値と魅力を伝えるお手伝いをしています。(WEBサイト構築、SNS運用、デザイン、イベント企画、映像制作など)

エクスマ塾100期/土木広報(後方)支援プロデューサー/広告・イベント業界25年で培ったノウハウで土木業界・企業・団体が盛り上がるためのお手伝いやってます/保護猫ちゃん2匹/47都道府県でゴルフすることが夢/温泉ソムリエ/最後の晩餐はメロン希望/一般社団法人ツタワルドボク理事/一般社団法人日本オンラインフィットネス協会理事

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