ゴッホ展で感じた偏愛の大切さ

日々雑感

主人公・主役の周りや背後にいる人にも目を向けてみる

全国1億2千万人の土木ユーザーの皆さんこんにちは。
そして、豊かな生活を支えてくれている土木業界の皆さん、ありがとうございます。
広告業界出身の土木偏愛者、土木広報プロデューサーのおがしんです。

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現在、福岡市美術館で『ゴッホ展』が開催されています。(巡回式で次は名古屋開催みたいです。)
昔の僕なら、全くもって興味を示さなかったと思うけど、エクスマでいろいろ学んでいるうちに、芸術や美術といった分野にも興味が出てきた。
とはいっても興味があるっていうだけで、特別詳しい訳でもないし、自分には画才は全くございません(笑)

ということで、妻と一緒に、朝からゴッホ展に行ってきました。
10:00前に行ったんですが、既に結構なお客さん。やっぱりゴッホくらいの知名度になると、人気ありますね~。
さて、このゴッホ展ですが、『ヘレーネ・クレラー=ミュラー』という方のコレクションを展示したもの。
ご存じですか?このヘレーネ・クレラー=ミュラーという方。
私は、今回初めて知りました。
ドイツの実業家の娘として生まれた人で、270点ものゴッホ作品を収集した収集家です。
ちなみに、ゴッホの生涯作品は約2,000点と言われていますので、なんと1割以上も持っている!(驚)
世の中には凄い人がいる(いた)もんですねー。

偏愛は挫折をも乗り越える

このヘレーネさん。とある時から芸術作品に夢中になり、いろんな作家さんの作品を収集しだします。
その中でもゴッホの作品を熱心に収集していたんですね。
芸術が好きになり、その中でもゴッホに関心を寄せ、ひたすら収集していく。
将来的には、この感動と感情をみんなにも共有したいと思い、それを公開する場、美術館を造りたい。そう願っていたそうです。
コレクションの充実してきて、いざ美術館建設を・・・と動き出すものの、なかなか上手くいかず途中で何度も頓挫してしまいます。
そのうちに自身が大病を患い生死をさまよう。しかしながら一命を取り留めます。
なんか、そんな風になったら気持ちが萎えるというか心が折れそうなもんですよね。
ただ、ヘレーネさんは、そこらの凡人とは違う。
筋金入りの芸術作品偏愛者。少々の困難や挫折も乗り越えてしまう。
その後ついに、国に収集作品を遺贈することを条件に、オランダ政府が土地を購入しついに美術館が完成します。
これが、クレラー=ミュラー美術館です。
自分が大好きで収集してきた芸術作品。そしてそれをみんなにも共有したいという強い想い。
芸術に対する偏愛が力となり、オランダ政府をも動かし目標を達成してしまうのです。
彼女は、初代館長に就任しますが、その翌年、70年の生涯に幕を閉じてしまいます。

クレラー=ミュラー美術館

視野を広げると何倍も楽しめる

ゴッホ展に行ったのに、ゴッホの話ではなく、その収集家であるヘレーネ・クレラー=ミュラーの話になってしまいました。
もちろんゴッホの作品や彼の生涯なんかにもとても興味を持っています。
日本の浮世絵マニアだったこととか、魂の表現の仕方とか、描いた時代や背景によって作品がまるっきり別人のようなところとか・・・。
ただ僕の場合、その主人公や主役の周りや背後にいる人などに焦点を当てることも好きなんですよね。
なんとなく子どものころからそんな傾向があるんですよね。
例えがいいかどうかわかりませんが、戦隊ものってあるでしょ?昔でいうとゴレンジャーとか。
ああいうのも、赤レンジャーがだいたいリーダー役で一番人気のある主役なんだけど、それよりも青レンジャーやミドレンジャーの方が断然好きだった(笑)
俊ちゃんよりもマッチ。聖子ちゃんよりも明菜ちゃん。(笑)
ひねくれているというなんというか・・・。

今回のゴッホ展も自然とヘレーネさんの方が気になった。
彼女がどうして芸術にのめり込んだのか?なぜ売れていなかったゴッホに魅せられたのか?そして、遺贈してまで収集作品をシェアしたかったのか?
そのあたりを知っていくと、新たな気づきが得られたり、ゴッホの作品をまた違った角度で観ることができたりして、いろんな楽しみ方ができます。
僕の好きな江戸時代の話でいうと、写楽や北斎の後ろには、蔦屋重三郎という名プロデューサーがいた話とかはまさにそう。
そうやって視点を増やし視野を広げていくと、一粒で二度も三度もオイシイ体験ができると思います。

最後に、ヘレーネさんの言葉でとてもいいなって感じたものがあったので紹介しますね。

私たち人間は、現在しばしばこの世に見られるように、
互いに戦争し合ったり、困らせ合ったりするためではなく、
各々の能力に応じて互いに助け合ったり、支え合うために、
地上に生まれてきているのだという確信を抱いている。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは皆さん、本日もご安全にー!

◎記事を書いた人

小川慎太郎(通称:おがしん)/土木広報プロデューサー

『全国1億2千万人の土木ユーザーに届く広報を』

広告業界出身の土木偏愛者。好きが高じて日本初の「土木広報専門会社」を設立。
広告・イベント業界25年の経験とノウハウで、土木の価値と魅力を伝えるお手伝いをしています。(WEBサイト構築、SNS運用、動画配信、デザイン、イベント企画、映像制作など)

防災士/公益社団法人 土木学会会員/一般社団法人ツタワルドボク理事/土木の魅力を発信するwebマガジン「ツタドボpress365」編集長/エクスマ公認SNSアドバイザー/エクスマレプリカンズ1期/エクスマ塾100期/47都道府県でゴルフすることが夢/芥屋ゴルフ倶楽部/保護猫ちゃん2匹/温泉ソムリエ/最後の晩餐はメロン希望/

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